【採用したくなる】保育士の就活におけるメイクの仕方 就活面接対策

【採用したくなる】保育士の就活におけるメイクの仕方

希望する保育園への就職を目指すにあたり、避けては通れないのが保育園の採用面接です。良い印象を与えるためには、話す内容はもちろんのこと、表情やメイク、身だしなみも重要なポイントです。全ての総合評価で合否は決定します。

保育士の面接は、何と言っても「第一印象」がとても大切です。

「この保育園で働きたい!・・・でも保育士の面接のメイクって何がベストなの?」と、これから面接に挑む保育学生さんや保育士の再就職活動をしている方向けに、面接で好印象を与える就活メイクや、就活中の身だしなみについてご紹介いたします。

保育士の面接で必要な事は「清潔感」と「親しみやすさ」

保育に関わるお仕事は、子どもだけでなく登降園時に保護者の方とも接する機会が多いので、面接では人柄が重視されることも大きな特徴です。
せっかくあなたがどんなにやる気があって良い性格であっても、面接の印象がいまいちなので不採用・・・となってはもったいないです。
採用担当者が「採用したくなる」ような、清潔感ある就活メイクを目指しましょう。

就活メイクの基本

就活中は派手すぎないナチュラルメイクが望ましいです。
就活メイクといっても、なりたい業種や職業によって適したメイクは変わります。

普段のメイクは自分を表現する手段なので、カラーのコンタクトレンズやまつ毛エクステなど自由ですが、保育士の就活メイクで大切なのは『万人受けするメイク』です。

ナチュラルでといってもノーメイクはNGです。面接にすっぴんでいくのは、失礼にあたります。
保育士らしい健康的なナチュラルメイクをすることで、明るく清潔感のあるイメージを相手に与えることができるのです。 

それでは、メイクの方法をお顔のパーツ別にご紹介していきます。

①眉毛

眉毛の色は、髪色より少し明るめのブラウンがおすすめです。より自然な色にするには、瞳の色と髪色の中間くらいの色を選ぶといいでしょう。

眉ペンシルでふちをしっかりと描いて濃く塗りつぶすのではなく、ふんわりとぼかして描くと柔らかくフレッシュな印象になります。

最近の流行メイクであまりおすすめできないのが平行眉です。普段出かけるときであればかわいらしく見えますが、就活で平行眉だとどこか頼りない印象になってしまいます。就活中の保育士メイクに適した形としては、ふんわりと優しい印象を与えるアーチ眉がいいでしょう。

②アイメイク

つけまつげ、まつ毛エクステ、カラーのコンタクトレンズ、ラメ入りのアイシャドウなどのいわゆる盛りメイクは基本的にNGです。
目はとても大切なパーツなのでメイクも細かく分けてご説明していきます。

まつ毛

マスカラでのメイクはボリュームを控え、色は黒かブラウンを選びましょう。暑い時期だと汗で取れる可能性もあるので、ウォータープルーフがおすすめです。就活メイクの時だけでなく、保育士として保育園で働く場合も、子どもたちと公園や園庭を走るといつの間にかメイクが取れて汚い目に・・・なんてこともありますので、ウォータープルーフがおすすめです。
ビューラーもまつ毛を上げすぎず、自然にカールする程度がよいでしょう。

アイシャドウ

ブラウン系もしくはピンク系のアイシャドウで、薄いグラデーションを作るようなメイクをしていきます。薄く色を重ねることで、自然な目元を作る事が出来ます。ブラシやチップを使うのが苦手な人は、指でポンポンと軽く叩き馴染ませていけば大丈夫です。派手なカラーのアイシャドウや大粒のラメが入ったタイプは避けましょう。

アイライン

アイライナーの色は黒かブラウンがおすすめです。太く描いてしまうと派手な印象を与えてしまうので、細くまつ毛の間を埋めるような感じで描きます。保育士メイクのポイントとしては、目尻は跳ね上げるのではなく、自然に目尻の方向に向かってスッと流した方が親しみやすい目元になります。アイライナーも、マスカラと同様汗をかくとメイクが取れやすいのでウォータープルーフが良いでしょう。ブラウンのカラーはより優しい雰囲気がでるので、もともとはっきりした顔立ちの方や目が大きい方は、ブラウンがおすすめです。

 ③チーク

チークは顔全体の印象を左右します。頬の高い位置に楕円状にぼかして入れるのがおすすめです。色は淡いピンクやオレンジなど自分の肌に馴染む色を選ぶと血色がよく見え、お顔がパッと明るくなります。チークを入れる位置は笑ったときに1番頬骨が高くなるところを中心にすると良いでしょう。保育士のメイクは、綺麗に仕上げるのではなく、どちらかというと可愛く親しみのあるお顔のほうが面接受けは良いです。

④リップ

リップは色選びがとても重要です。採用担当者があなたのお顔を見たときに、初めに目が行ってしまうような濃い色や派手な色味は避けたほうが良いです。

おすすめカラーは薄づきのピンク色です。ほんのり色づくくらいで大丈夫です。

また、口角が上がって見えると好印象です。口角が下がってしまう方は、コンシーラーで口角の陰になる部分をカバーするメイク方法もありますよ。

 ⑤ベースメイク

化粧下地とファンデーションは、地肌に近い色のものを選びましょう。

明るすぎる色のファンデーションを使用すると、顔と首の色が異なりバランスが悪くなってしまいます。また、クマやそばかす、シミ、ニキビ跡など肌の悩みが気になる人は、コンシーラーで自然にカバーしましょう。ファンデーションを重ねて隠そうとすると厚塗りメイクになり化粧崩れしやすくなってしまいます。

ファンデーションの種類も、お肌が乾燥肌ならクリームタイプ、オイリー肌ならパウダータイプと、自分の肌質にあったものを使用するときれいに仕上げることができます。

 就活の身だしなみで気を付けるポイント

面接の身だしなみ

面接では、メイク以外の身だしなみもチェックされています。
保育士としてマナーを守った身だしなみになっているか確認されますので注意が必要です。

髪型

当たり前ですが、就活中でなくても寝癖がついたままの髪やボサボサで手入れが行き届いていない髪は清潔感にかけます。就活の際には挨拶をした際に、髪の毛が顔にかかったり整え直さなくてもいい髪形にしましょう。

就活中の髪色は真っ黒でなければならないという訳ではありません。髪色は8トーン程度までの落ち着いた色であれば大丈夫です。

髪型が整うだけで、就活に対する意欲と清潔感は伝わりやすくなります。髪型も、お顔の印象を大きく左右する大切なパーツです。髪が長い人は、ゴムで一つにまとめると保育士らしいすっきりとした印象になりますね。

就活中は前髪も目にかからないようにしましょう。短すぎる前髪や長めの前髪、その他ファッション性の高いヘアスタイルも、就活には不向きです。保育士の就活は、アパレル業界とは違います。過度なオシャレはあなたの評価を下げてしまう可能性があります。先ほどもお伝えしましたが、保育士の就活メイクは「万人受け」が大切なのです。

就活中、保育園によっては、面接の後実際に保育に入って様子を見ることもあります。ヘアピンをしていると子どもに怪我をさせてしまう可能性もあるので、ヘアピンは使用せず、無香料のヘアスプレーの使用をお勧めします。

就活中のネイルはNGです。爪が長いと、保育士として働くときもこの状態なのかな?と思われてしまいます。就活中、爪は短く切り、手荒れやささくれなどは面接前にケアし、清潔な状態を保てるようにしましょう。

就活が終わり、保育園に就職後はフットネイルなら保育中もOKという保育園もあります。おしゃれなネイルやメイクは就活が終わってから、存分に楽しみましょう。

香り

就活中は基本的に香水はつけないようにしましょう。

保育士として子どもと関わるとき、香水をつけることはありません。

子どもの鼻は敏感なので、保育士のつけている香水の匂いで気分が悪くなってしまうこともあります。

採用担当者も「この人はTPOをわきまえていないな・・・」という残念な印象を与えてしまうので、就活中の香水はつけないのがベストです。

メイクで面接官の印象が変わる

就活では普段のメイクとは違う注意が必要なので、保育園見学や面接当日慌てるのではなく事前にメイク練習をしておくことをお勧めします。

また、これまでメイクの経験がなく自分で就活メイクをする自信がないという方は、メイクのプロに相談するという方法もあります。

デパートの化粧品売り場で、就活用のナチュラルメイクを教えてほしいと伝えれば、あなたに合った色の選び方からメイク方法まで、美容部員に教えてもらうこともできます。

人は見た目が9割と言いますが、メイクはあなたの魅力を引き立たせる力があります。メイクを味方にし、就活がうまくいくよう、心から願っています。

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