【面接官はここを見ている!】保育士の職務経歴書の書き方を徹底解説

就活面接対策
  • 現在、日本の保育士の人手不足問題は深刻化しています。

    政府は2001年から待機児童(保育所に入所できない状態にある児童のこと)ゼロを目標としています。2020年度の待機児童数は12,439人(対前年比▲4,333人)と待機児童数の調査を開始してから最小の結果がでて、年々減少傾向にありますが、2目標達成にはまだ少し時間がかかるでしょう。こういう実態を知っていて、「一度現場を離れたけれど保育士として職場復帰したい」と考える元保育士の方も多いのではないでしょうか?
    「保育士の資格を保有していても、保育士として就業をしていない人」のことを「滞在保育士」と呼びます。保育士は資格ありきの専門職なので、滞在保育士の方は自分の売り込み方次第ですぐに再就職できるでしょう。

    今回は、保育士として再就職をしようと考えている方に向けて、職務経歴書の書き方について解説していきます。この記事を読んで、職務経歴書を書く際の参考にしていただければと思います。


参考:2020(令和2)年4月1日時点の待機児童数について

保育士の職務経歴書とは? 

履歴書とは別に提出を求められる場合がある


  • 新卒の就職活動のときは提出の必要のない職務経歴書ですが、再就職を考えている保育士は就職活動の際に履歴書と職務経歴書の2つの提出を求められることがあります。履歴書は、自分のプロフィールをまとめたもので、職務経歴書はこれまでの仕事経験やその経験によって活かせるスキルをまとめたものです。

    履歴書はある程度書き方の形式が決まっていますが、職務経歴書は履歴書に比べて書き方のルールがありません。

    ルールがないということは、少し書きかたが難しくなりますが、他の志望者と差を付けられるポイントだとも言えるでしょう。

採用担当者に自分の経験と実績をアピールできる


履歴書と職務経歴書の自己PR欄を見比べると、職務経歴書のほうがスペースは広いので、より自分の経験と実績を採用担当者にアピールができます。

アピールの場は多いほうがいいと思いますので、履歴書の自己PR欄にはざっと要点をまとめて、職務経歴書の自己PR欄でその内容を膨らませて書くと熱意や意欲が伝わって好印象につながるでしょう。

面接官は職務経歴書のどこを見ているのか

丁寧に書かれているか


第一に、丁寧に心を込めて書かれているかは必ずチェックされます。

手書きで作成した場合は、丁寧で読みやすい文字で書かれているか、パソコンで作成した場合は、内容に不備はないか、誤字脱字はないか、を書き上げたあとに必ず確認しましょう。

これまでどのような仕事に取り組み、実績を積んできたか



採用担当者はあなたがどのような経験を積んできたかを見るために職務経歴書を確認します。複数の職務内容を箇条書きで書きたい時は、下に行くにつれて印象に残りにくくなってしまうので、上段に最もアピールしたい内容を持ってきましょう。

もし「こんな些細な職務内容を書いても無駄かな」と迷うことがあっても、すべて記入しましょう。どういうところが採用担当者の目に留まるかはわからないので、アピールできるところはアピールしましょう。

保育士の職務経歴書の基本的な書き方

日付、氏名



日付の欄には、職務経歴書を作成した日ではなく提出する日を記入しましょう。

郵送する場合はポストに履歴書を投函する日、面接に持参する場合はその日付になります。西暦・和暦は履歴書・職務経歴書全体で統一して表記するようにしましょう。

氏名は大きく丁寧に読みやすい字で記入しましょう。
姓と名の間に少しスペースを空けて書くと、採用担当者が一目でわかりやすくすることが出来ます。

名前の振り仮名は、「ふりがな」と記載されている場合はひらがなで、「フリガナ」と記載されている場合はカタカナで記入することが基本です。

職務要約、概要


これまでの自分の職歴について、簡潔にまとめます。

文章は長すぎず短すぎず、4~5行ほどにまとめながら時系列に沿って作成しましょう。

職務経歴



職務要約、概要で記入した職歴についての詳細を記入します。


在籍期間、雇用形態、配属ポジションと担当業務などを記入しますが、その主な担当業務を行う中で「どんなことに力を入れていたのか」などにも触れておくと好印象でしょう。

志望動機・自己PR


志望動機を書くときは、志望する理由について、要点を絞って簡潔に、自分の熱意が伝わるように書きましょう。

自己PRを書くときは、まず、保育士を目指すときの原点である「子どもが好き」という気持ちを伝えられるといいですね。

ですが、それだけだと採用担当者の印象に残らないので、「子どもが好きだからこそ」子どもの成長を見守りたい、スキルアップをしていきたいなど、保育のプロとして現場に関わっていく上で、具体性を持たせた思いを加えるとよりいいでしょう。

保育士の職務経歴書を書くときのポイント


パソコンか手書きかはどちらでも構わない


履歴書や職務経歴書を作成するときは、パソコンか手書きかはどちらで作成しても問題ありません。

保育士は連絡帳など手書きの書類が多くあります。履歴書、職務経歴書も手書きにすることで、字の丁寧さと綺麗さが伝えることができ、アピールポイントの1つになる可能性があります。
ただ職務経歴書は履歴書と違い文字数が多いため、手書きだと作成が大変でしょう。一般的にはパソコンで作成することが多いようなので、手書きに自身がないときはパソコンで作成しましょう。

職務内容は具体的に書こう



職務履歴を書くときは、「どのような形態の園で、どのような担任業務や職務を経験してきたか」を具体的に書きましょう。

園の形態(幼稚園・認可保育園・託児所など)、園の雰囲気、職員・園児数を記入しておくと、採用担当者はあなたがどのような経験をしてきたかのイメージが付きやすくなります。

担任業務には、経験年数、何歳児クラスを担当したのか、その中でリーダーなどの経験がある場合はそのことも記入するようにしましょう。

職務内容には、児童票の記入、クラス便りの作成などの書類作成や年間行事で担当したことなど、担任業務に加えて経験があることを記入しましょう。

実績や評価は数字を用いて書こう


自分の実績や評価をアピールしたいときは数字を用いて記入すると説得力を持たせることができます。数字で書いていたほうが採用担当者もイメージが湧きやすいため、特に実績や評価は数字を用いて書くようにしましょう。

私は、出産を機に6年間勤めた前職を退職し、子育てをしておりました。
自分の子どもが成長し手が離れたので、もう一度保育に携わりたいと考えるようになりました。

子育て経験をしたことで、保護者の木森に寄り添える保育士になりたいと思うようになりました。
保育士としての経験に加えて子育ての経験を活かし、貴園に貢献していきたいと考えております。

保育士の職務経歴書の例文

例文①出産後のブランクあり


出産を機に保育の現場から離れてそれからブランクがある方も多いでしょう。子育て経験は園側からも歓迎されることが多いので、自己㏚に記入しておきましょう。

【転職の場合】
私は、前職で〇〇という課題を見つけ、それを改善し自分のスキルアップにつなげるために転職を考えました。

【再就職の場合】
私は、前職で〇〇という課題を見つけ、それを改善するために一度保育の現場から離れておりました。それから勉強を重ね、自分のスキルが上がったことを実感したため、もう一度保育に携わりたいと考えるようになりました。

例文②保育士退職後の再就職


転職や再就職をする場合、退職理由をポジティブで前向きな言葉に言い換える必要があります。前職に不満を持って退職したとしても、そのままの事実を記入すると採用担当者はいい印象を持ちにくくなってしまうかもしれません。

例文③異業種からの転職


異業種から保育士に転職する場合は、保育士を目指したきっかけを明確に記入し、保育に対する熱意ややる気をアピールすることが重要になります。


私は、今まで保育の現場に携わることはありませんでしたが、周囲の友人の子どもと触れ合う機会が増え、子どもよ保護者とサポートできる保育士になりたいと考えるようになりました。

まとめ

 
今回は、保育士の職務経歴書の書き方、ポイントについて解説しました。
履歴書、職務経歴書は内容や書き方で、採用担当者に与える印象が大きく変わってきます。
書き方のポイントを押さえておけば、入職意欲を園側に上手くアピールできる可能性もあります。また、自分の経験やスキル、熱意が最大にアピールできる機会なので、書くときのポイントを押さえつつ、丁寧に心を込めて職務経歴書を書きましょう。

投稿者プロフィール

ホイシル編集部
ホイシル編集部
保活者や保育者の園探しを支援する情報サイト「HoiciL(ホイシル)」です。
お子さまの入園をご検討されている保護者や保育園への就職・再就職をお考えの求職者向けに、園選びに役立つ情報を発信しています。
全国の保育園の理念や特徴、想いを紹介し、「園の取り組みに共感した保護者・園児・保育者が集まり、地域に必要とされる園づくり」を支援します。
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