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【保育士の再就職】差がつく履歴書の書き方を解説!

保育士に再就職する際には、まず最初に書類審査があり、履歴書を見て面接を行うかどうかを判断されます。そのため、相手に面接をしたいと思わせるような履歴書を書くことが重要です。これまでの経歴をふまえて、しっかりと自分をアピールしましょう。

この記事では、保育士が再就職するときに記載するべき事項と記載の仕方、また注意点などを詳しく説明していきます。

履歴書の書き方をマスターすれば再就職がスムーズに!

再就職する際には、事前に履歴書の提出を求められることが多いです。

保育士として勤務するのが初めての人や、ブランクのある保育士の人も、履歴書の書き方をマスターすることで再就職をスムーズに成功させることができます。

採用担当者は、履歴書を見てあなたの今までの経歴やスキル、保育園に就職したいと思う熱意などを確認しています。

履歴書の内容は、正社員やパートなどの雇用形態が異なっていも大きくは変わりません。希望園からの指定がない限りは、一般に販売されいる履歴書を使って応募しましょう。

また、再就職する際に「職務経歴書」を求められる場合もあります。職務経歴書とは、応募者がこれまでにどのような仕事を行ってきたのか、どのような経験やスキルを持っているのかを記載する書類です。

職務経歴書の提出は必須になっていない場合もありますが、採用担当者に自分をアピールできるチャンスなので極力履歴書に添えて提出するとよいでしょう。

保育士が再就職するときの履歴書の内容

保育士が再就職するときに書く履歴書には、志望動機、自己PRなど、いくつかの項目があります。それぞれの項目で書くべき内容を説明していきます。

志望動機

志望動機を記入する際には、これから面接を受けようとしている園の保育理念や特徴などを把握することが大切です。採用担当者は、「なぜこの園で働きたいのか」「どこに興味を持って応募してきたのか」を重視します。特に再就職の場合は、これまでの経験をふまえた上で、園の環境にマッチしているのかを判断されます。

また、保育士としての今後の目標やキャリアプラン、どのような保育士になりたいのかなども合わせて記載することで、採用担当者がより深く応募者について理解できるようになります。

自己PR

自己PRは、自分の長所について「仕事でどう生かせるのか」「保育園にどう貢献できるのか」を説明する必要があります。そのため、保育理念や園が求める人材像をよく理解した上で、今までの保育実績や経験をアピールしていきましょう。

また、資格を取得していることが自己PRにつながることもあります。たとえば保育ICTシステムを導入している保育園に応募する際に、「保育ICT検定」の資格を所持していた場合、即戦力として有利になるかもしれません。無料で取得できる資格もあるので、保育に活かせる資格があれば取得も検討するとよいかもしれませんね。

長所・短所

長所や短所は、「自分の性格や特徴を理解している」「短所を自分で把握し、短所に対してどう工夫をしているのか」など、自己分析していることが分かるように記載するといいでしょう。

長所や短所を説明する際には、「なぜそう思うのか」「どんな場面で長所・短所が出るのか」を明確にしておくことが大切です。

採用担当者は、履歴書を見ながら面接時に質問を行います。面接で聞かれた際に回答できない内容を記載してしまうと、書いた内容が嘘だと判断される場合があるので具体的なエピソードを意識して記載していきましょう。また、短所を長所に変えるために工夫した内容があるとさらに効果的です。

経歴の書き方

保育士に再就職する場合は、これまでの職歴や経験を明記する必要があります。どのような保育園で働いていたのか、「これまで取り組んできたこと」や「子どもに対する情熱」なども合わせてしっかりと伝えるようにしてください。

経歴の記載内容

保育士やそれ以外で、どのような仕事をしたことがあるのか記載しましょう。

また、正社員やパートなどの勤務形態も明記するようにしましょう。パートの場合は、「週に20時間働いていた」のように、具体的に説明してください。また、正社員やパートの役割は園によってさまざまなので、「担任経験」の有無を説明するようにしましょう。

例文をそのまま使わない

ウェブサイトで調べると、簡単に例文を見つけることができます。参考にしてもいいのですが、例文をそのまま使わないようにしてください。例文をそのまま使ってしまうと、多くの履歴書を見ている採用者には、あなたの魅力が全く伝わりません。

取り組んできたことを詳しく記載

新卒では人柄重視ですが、再就職の場合は即戦力であることをアピールする必要があります。担任や主任などの役職や、これまで取り組んできたことを具体的に記載することが大切です。

短期間しか就業していない場合も必ず記載

これまで、短期間で仕事を辞めてしまったことがある方は履歴書に書きづらいものです。しかし、経歴を偽ることは絶対にお辞めください。面接で聞かれてもいいように、しっかりとした答えを準備しておくことが必要です。

書類送付時のマナー

履歴書を郵送する際は、必ず送付状を同封しましょう。宛名や署名、日付などを記載し、「履歴書同封」と明記してください。

保育士が再就職する際に書く履歴書の注意点

ほかにも、保育士が再就職する際に履歴書を書くときの注意点があります。

見やすさに注意

数多くの履歴書を見る採用者にとって、履歴書の見やすさはとても重要です。内容がしっかりしていても、雑に書かれた履歴書では好印象を与えることはできません。

退職理由は前向きなことを書く

採用者は、前職の退職理由を必ず聞いてくるでしょう。しかし、決して前職の悪口を言ったり、後ろ向きな理由を書かないようにしてください。例えば、「前職では大きな園で勤めていましたが、小規模の貴園で一人ひとりに向き合う時間を増やしたいと思いました」のように、前向きな理由が必要です。

採用担当者はどんな観点で履歴書をみているのか

採用担当者は、応募者全員と面接をするわけにはいかないので、まず履歴書で書類審査を行います。履歴書を見た時点で採用できないと判断した場合は、その時点で不採用となります。

自己PRや前職での内容はもちろんのことながら、丁寧に書かれているかどうかも判断材料になります。特に保育士は子どもと向き合う仕事であり、丁寧さは大きなポイントです。最終的には、立派な経験や経歴ではなく、応募先の保育園が求めている人材であるかどうかが重要です。

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