保護者に聞いた、保活で大変だったこととは?


保活を経験された方から「保活は大変…」という声をよく聞きます。
では一体、具体的には保活の何が大変なのでしょうか?
実際に保活を経験された保護者のみなさんに、保活の何が大変だったのかを聞いてみました。
これから保活を始めようと思っている方は、ぜひ保活の負担を減らすべく本記事をお役立てください。
 

主に保活をした方はどなたですか?

 
主に保活をした方は誰か、という質問に対して、7割の方が「ママ」と回答しました。
「保活」はママ中心で行う傾向があるものの、最近では積極的に保活をしているパパも増えているようです。2022年10月に厚生労働省が「産後パパ育休(出生時育児休業)」を施行し、パパの育児休業取得の推進に力を入れていることもあり、今後さらに増えていきそうですね。
 

保活は大変でしたか?

 
保活は大変だったか、という質問に対して、「とても大変」と「大変」を合わせると、7割近くの方が、「大変だった」と回答しました。
では、具体的に保活の何が大変だったのでしょうか?
 

保活の何が大変でしたか?

 
保活の何が大変だったかについて、多かった回答を3つ紹介します。
 

入園の準備や手続き

「入園申込時に必要な書類が多いし、自分で書くもの、自分と夫、それぞれの会社に依頼するものなどの分類が分かりづらくて、準備するのにかなり時間がかかった」

「私の自治体では、郵送での受け付けをしていなかったので、赤ちゃんを連れて役所に行くしかなく、大変だった。ベビーカーでバスに乗るのが不安で抱っこ紐で行ったこともあり、役所で順番待ちをしたり、説明を聞く間もずっと抱っこだったので……。」

 
一番多かったのは、「入園の準備や手続き」でした。入園するまでに対応しなければならないことが多く、手続きの複雑さや面倒さから、大変だったと思う方が多いようです。
また、公共交通機関を使っての子連れでの移動も、ひとりでは大きな負担となります。周囲の力を借りて、ひとりで抱える大変さを少しでも減らせるといいですね。
 
保育園の入園までの流れや申し込みに必要な書類などはこちらでまとめておりますので、ご確認ください。

保育園への申し込み方法や入園までの流れとは?申込時期や申請方法を紹介
 

園の情報収集

「自治体のホームページを見てもどこにどんな情報があるのかが分かりづらく、調べるのが大変だった。ようやくリストを見つけても、引っ越してきたばかりで土地勘がなく、住所から園の場所がわからず、一件ずつ検索して探すことに……」

「保育園によってホームページに知りたい情報がでている園とでていない園があり、電話で問い合わせないといけない場合もあった。延長保育の時間や料金は園によって違うのに、書いていない保育園もあるということにギリギリに気づいてかなり慌てました。」

 
ホームページのある保育園も増えていますが、まだまだアナログな部分も残っており、必要な情報がまとまっていなかったなど、園の情報収集に苦戦した方が多いようです。
保育園によって、申込先や申込期間などが異なります。その情報も自治体や各園のホームページ、直接電話で問い合わせたりと、さまざまなところから情報収集しなければなりません。情報の公開のタイミングも異なるため、情報の集めづらさを大変だと感じている方が多いようです。
確認漏れなどで、同じ園のホームページを何度も見に行く必要がないよう、チェックリストを用意してから情報収集をはじめるとよさそうです。

 

複数園の園見学

「妊娠後期の重たいお腹、0歳児を抱っこしての園見学は想像以上に大変だった。もっとはやく園見学しておけばよかったと後悔しました。」

「電話でしか園見学の予約ができないのに、なかなか電話がつながらなくて、予約をするだけでも大変だった。さらに、見学の受け入れをしている曜日や時間が限られている園もあり、希望してても見学できない園もあった。」

 
園見学はしたほうがよいとは言うものの、複数園の園見学は予約だけでも大変なようです。
基本的に園見学するには予約が必要な保育園が多く、予約するために電話をかけてもつながらないといったケースもあるようです。
また、大きなお腹や小さい子どもを連れての園見学は、親にも子どもにも負担です。時期によっては園見学が締め切られているケースもあるので、前もって確認しておくとよいでしょう。
 
園探し・見学予約のホイシルでは希望のエリアや特徴でカンタンに検索でき、サイト内から園への問い合わせや園見学の申し込みも可能です。
保活に必要な情報が載っているので、ぜひ保活にお役立てください。

ホイシルで近くの保育園を探す
 

先輩(保活経験者)のメッセージ

 
「なんとかなるだろう」とギリギリになって保活を始めました。妊娠後期だと思うように園見学などもできなかったりするのでもう少し余裕を持ってできていればよかったなと思うことがあります。
今は情報収集できるサイトなども以前に比べると充実してきている印象もあり、色々なものを使いこなしながら余裕を持ってはじめることをおすすめします!

(世田谷区在住・1児のママ)
 

まとめ

 
「保活で大変だったこと」について、経験者の保護者の声をお届けしました。
はじめての保活は不安なことも多いことでしょう。
妊娠しながら、育児しながらの保活はとても大変です。先輩たちの声を参考に、パートナーや家族と相談しつつ、みんなで協力してできるとよいですね。
 

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