【就活の面接対策】自信が持てる保育士の志望動機を紹介 就活面接対策

【保育士の面接対策】新卒・経験者別の志望動機を例文で解説!

保育士の就活で必ず行われるのが面接です。面接を行う理由としては、就活生がどんな人物なのか、なぜ志望したのかなどを面接官が知る機会になります。また、面接官は就活生の性格や考え方を理解した上で保育園に合う人なのか判断し、合否を出します。

面接ではその保育園に志望した動機を聞かれることが多いでしょう。この志望動機から面接官は就活生の性格や考え方を読み取っている場合があるため、面接ではとても重要な項目になります。

今回は面接で自信を持って話せる志望動機について紹介いたします。

就職したい保育園の規模、形態を決める

保育園と言っても現在は規模、形態が数多くあります。どのような保育園で働きたいかを明確にすることで志望する保育園が決まります。また、その志望する保育園の特徴を理解することでどんな保育士を求めているのか分かります。志望動機が思いつかない場合は、これらの情報を基に志望動機を考えるのもよいでしょう。

今回は大まかに4つに絞ったので自分に合った保育園の規模、形態をご紹介します。
詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

 認可保育園(0歳児~5歳児)

認可保育園は0歳児~5歳児まで幅広い年齢の保育を経験できます。行事も運動会、発表会など年齢ごとの成長が見ることができます。また認可保育園を運営している会社は系列園を持っている園が多い為、安定して働ける環境があると言えます。

小規模認可保育園(0歳児~2歳児)

小規模保育園は人数が少ない為、一人ひとりとじっくりと関わることができます。また0歳児~2歳児までの保育園がほとんどの為、未満児との関わりが好きな人には小規模保育園が合っているでしょう。行事も認可保育園と比べ少ない場合が多いので、制作物での残業などは認可保育園に比べると少ない傾向にあります。

 認定こども園(0歳児~5歳児)

認可保育園同様、幅広い年齢の子どもたちと関わることができ、幼稚園としての働き方や考え方を学ぶことができます。また幼稚園独自の行事を行っている園もあり、保育園とは違った経験をすることができます。

 認可外保育園

認可外保育園は独自性を持った保育園が多いです。園独自の特色として様々な保育園がある為、自分のやりたいことに合った保育園が見つかる可能性があります。また小規模保育園同様に園児人数が少ないことが多い為、一人ひとりとじっくり関わることができる保育園もあります。

印象が良い面接での志望動機とは?

まず保育園の面接前には必ず保育園の保育方針や特色を調べておきましょう。
面接官は前述したようにの保育園に合う人物か見ています。そのため、面接を行う中で熱意を持って保育園に応募してきたのか、誠実に保育園の特徴を調査しているのかなど面接官に分かるようにすることが大切です。

また、志望動機以外にも、面接官から「保育園の特徴はなんだと思いますか?」などの質問をされる場合があります。その場合でも、保育園の特徴を覚えておくことで慌てることなく答えられるのでおすすめです。

では、具体的にどの様な志望動機があるのかご紹介していきましょう。

 保育園の特色・方針を志望動機にする

一番覚えやすく、志望動機として話しやすいのは園の特色や方針です。事前にHPで調べたり、園見学や保育実習で特色・方針を理解しておけば。面接官の質問にも答えやすくなります。

【一般的な志望動機】
「○○園のHPを拝見させていただいた時に、特色の(または方針の)□□という部分に惹かれ応募いたしました。私自身が大切にしている保育観と一致しており、貴園で保育をすることで、より一層保育を学び、子どもたちに還元したいと思い志望いたしました。」

ワンポイントアドバイス

エピソードも一緒に伝えるとより好印象に!!

エピソードがない場合は、他の面接者と被ってしまう恐れがあり印象に残らない場合があります。
そこで自分が体験した具体的なエピソードを加えることで、他の就活生と差別化ができ、より印象に残ります。なぜ共感したのか、特色のどの部分が良かったのかなど積極的にエピソードを加えながら話すようにしていきましょう。

【新卒の志望動機】
「○○園のHPを拝見させていただいた時に、特色の(または方針の)□□という部分に惹かれ応募いたしました。保育実習に行った際に、子どもとの関わりの中で○○という出来事があり、貴園が大切にしている□□を改めて実感したことが、今回応募したきっかけになります。また、□□は私自身が大切にしている保育観と一致しており、貴園で保育をすることで、より一層保育を学び、子どもたちに還元したいと思い志望いたしました。」

【経験者の志望動機】
「○○園のHPを拝見させていただいた時に、特色の(または方針の)□□という部分に惹かれ応募いたしました。実際に保育をしている時に○○という出来事があり、再度□□の大切さを実感いたしました。私自身が大切にしている保育観と一致しており、貴園で保育をすることで、より一層保育を学び、子どもたちに還元したいと思い志望いたしました。」

 園見学・保育実習に行ったことのある保育園の志望動機

園見学や保育実習をしたことのある園の場合、より働くイメージを明確にして伝えることができます。話もその園で体験した具体的なエピソードを伝えられるので説得力が増します。

【新卒の一般的な志望動機(実習)】
「貴園に保育実習に行かせていただいた際に、保育士に○○の大切さや子どもとの接し方について△△なことを教えていただきました。また保育士の皆さんや子どもがいきいきと活動をしている様子を見て、私自身もこのような環境の中で保育を楽しみ、また保育を学びたいと考え志望させていただきました。」

【経験者の一般的な志望動機(見学)】
「先日、貴園に見学に行かせていただいた際に、保育士の皆さんや子どもたちが生き生きとしている様子を見て、私自身もこのような環境の中で保育を楽しみ、また保育を学びたいと考え志望させていただきました。」

ワンポイントアドバイス

具体的な場面を伝えるとより好印象に!

園見学や実習では、実際に保育士と子どもが関わっている姿を見ることが多いでしょう。保育士が子どもと関わっている姿から「自分もこんな働き方がしたい!」「この保育園の保育士と一緒に仕事をしたい!」という具体的な場面を伝えることにより、よく保育を観察している人なんだと面接官に好印象を与えます。
そのため、見学、実習に行った際には気になった場面、良いなと感じた場面をメモに取るようしましょう。

【新卒の志望動機】
「貴園で実習させていただいた際に、保育士と子どもたちが○○をしている活動に参加させていただきました。その際、子どもたちだけでなく保育士もいきいきと楽しんでいる様子を見て、私自身もこのような環境の中で保育を学び、楽しみたいと思いました。また学んだことを子どもたちに還元し、より良い環境を提供できればと思い志望いたしました。」

【経験者の志望動機】
「先日、貴園に見学に行かせていただいた際に、保育士が〇〇をしていて、子どもがそれを見て楽しそうに活動をしているのを拝見し、私自身もこのような環境の中で保育を学び、楽しみたいと思いました。また学んだことを子どもたちに還元し、より良い環境を提供できればと思い志望いたしました。」

規模を志望動機にするパターン

こちらの例は主に小規模保育園などに当てはまります。ただ小規模保育園と言っても多数ありますので、特色・方針を理解し、採用試験を受ける保育園でなければならない理由を見つけましょう。

【経験者・新卒の一般的な志望動機】
「私は子ども一人ひとりとじっくり関わることができる貴園の少人数制の保育に魅力を感じました。少人数ならではの一人ひとりに寄り添った保育を実践し、貴園に貢献したいと思い志望いたしました。」

ワンポイントアドバイス

他の保育園との違いを加えよう!!

どこの保育園でも当てはまる内容だけではなく、園の特徴を把握し、他の園との違いを加えることでより自分に合った保育園だと面接官に伝えることができます。

【新卒の志望動機】
「私は子ども一人ひとりとじっくり関わることができる貴園の少人数制の保育に魅力を感じました。実習に行った際、子ども一人ひとりにじっくりと丁寧に関わることで子どもとの信頼関係が生れ、より子どもの成長により援助できると感じました。貴園の○○という保育方針は私がやりたい少人数制の丁寧な保育と重なる部分があり、志望いたしました。」

【経験者の志望動機】
「私は子ども一人ひとりとじっくり関わることができる貴園の少人数制の保育に魅力を感じました。私自身、保育をしていてもっと個々とじっくりと関わりたいと思う場面があり、貴園の○○という少人数制の保育方針であれば私自身が大切にしている保育観と共通する部分もあり、少人数ならではの一人ひとりに寄り保育ができると思い志望いたしました。」

緊張していてもこれを意識していれば好印象に

面接はだれでも緊張するものです。事前準備をしていても緊張で言葉が出てこなかったりする場合もあります。そんな時の為に3つのことを意識するようにしましょう。

返事はハッキリと明るく

当たり前に思われるかもしれませんが、実際の面接で緊張してしまうと声が小さくなったり、うつむきがちになってしまうことがあります。
特に保育士の面接では、コミュニケーション力や表情の明るさを見られることが多いです。どんなに立派なことを言っても、表情が暗くなっていまえば印象は悪くなってしまいます。緊張していても、笑顔でハッキリと返事することを意識しましょう。

面接官の言葉にはしっかりと相槌をしよう

面接の際には面接官が保育園のことを説明してくれる場面があります。その時には相槌をするようにしましょう。相槌をすると会話の中にリズムが生まれます。また相槌をすることでしっかりと話を聞いているという印象に繋がります。

質問に答える時には相手の目を見て話しをしよう

就活に関するマニュアル本の中には、人の目を見て話すのが苦手な人は相手の鼻やネクタイを見ると良いと書いてあることがありますが、保育という仕事は子どもだけでなく、保護者、同僚と幅広い年代の人と関わる仕事です。しっかりと目を見て話すことで伝える力があるという印象を持ってもらえるようにしましょう。

面接で気を付けること

保育士の仕事はコミュニケーション力が必要となります。もちろん面接の際にもしっかりとコミュニケーションが取れるか、表情が明るいかを見られています。その中で第一印象はとても重要です。
面接の前には鏡を見て、目は前髪で隠れていないか、清潔感はあるか、服装は乱れていないか確認するようにしましょう。第一印象が悪ければ、面接という短い時間の中で挽回することは難しくなります。今まで準備してきたことを無駄にしないようにしましょう。

第一印象を良くする方法は下記の記事をご参考ください。

保育士の就活におけるメイクの仕方
保育士の就活における服装

保育士の面接は事前準備から!

面接は事前準備から始まっています。志望した保育園に入社できるかは面接の良し悪しで決まる場合も多くあります。
下記の流れを意識してしっかり準備し、面接に挑みましょう。

①    まずは自分に合った保育園をみつける
②    入社したい保育園が決まったら募集をしているか確認する
③    HPなどで情報をリサーチして見学をしよう
④    応募に向けて準備をする
⑤    面接の練習をする
⑥    当日は鏡を見て第一印象が悪くなる要素がないか確認する
⑦    面接時は、明るくハキハキと目を見て話し相槌をする
⑧    扉を出るまで笑顔は忘れずに

タイトルとURLをコピーしました