ねむの木保育園

一年を通して、薄着で過ごし、また園内では靴下をはかず木のぬくもりを肌で感じてもらっています。

紙おむつを使わず布おむつを使用することにより快・不快をしっかり訴えることを出来るようにし、頻回に行われるおむつ交換時のコミュニケーションを大切にしています。

当園は駅近という立地環境で園庭がありませんが、ほぼ毎日散歩に出掛けています。

3歳児ではすでに園と喜多院を往復(5キロ弱)する健脚を徳得し、年長児は高尾山を往復歩いて制覇するほどです。

年度末には喜多院へ園児・スタッフ・みんなでお散歩に行き、調理スタッフお手製おにぎりをいただきながら一年の成長の喜びをみんなで分かち合います。

夏はまだ涼しいうちに園の周辺を散歩したあとプールや水遊びを楽しみます。

昼食、おやつは低農薬・無農薬の食材を用い全て手作りです。

野菜をたっぷり使い添加物・化学調味料は使用せず素材の味を大切にしています。

子どもの敏感な舌に、刺激の強い味付けはせず野菜の甘み・旨味・苦み酸味などを感じることのできるよう、味覚の土台作りを意識しており出しにもこだわっています。

食器は陶器を使用し、安心安全なものを選んでいます。またその重みや本物に触れ育つことも大切だと考えています。

食育には特に力を入れており、毎年年長児は「ねむの木菜園」と名付けた屋上のプランター畑で夏野菜の栽培体験を行います。土作りから収穫までの一連の作業から生産者への感謝の気持ちを持ち、食物すべての大切さ、尊さを体験します。また、野菜に興味を持ち野菜嫌いの克服にもつながっています。

クッキングも行っており、大変好評です。