認定こども園紋別幼稚園

どの子にも、生まれながらにステキな感性がそなえられていて、その感性は本物に触れることで豊かに成長すると言われています。海や山、木や花などの「自然」、小動物や虫などの「小さないのち」、絵や音楽などに触れ、そして人と触れ合うことで、子どもの感性が豊かに成長するためには「一緒に感動してくれる大人が最低一人は必要」であるため、紋別幼稚園では大人と子どもが一緒に感動する機会をたくさん作ろうと考えています。

紋別幼稚園では、月に1回、森に行って「森のようちえん」を行っています。子どもたちは森の中で小さな動物や虫、草や木などたくさんの「小さないのち」に出会います。森で出会うたくさんの「いのち」たちは子どもたちの感性を豊かに成長させてくれます。さらに森は想像力、創造力、集中力、体力など子どもの生きる力「子ども力」を引き出してくれる素材にあふれています。

紋別幼稚園では8つのステージで、生活としての食育を実施しています。

この生活としての食育を「もぐもぐくん」と名付けました。そして、「もぐもぐくん」を支える2つの柱があります。それは、「旬と郷土料理」です。旬は食材との出会い、料理は食材たちが奏でるハーモニーです。自然が与えてくれる恵みの中でこそ、子どもたちは豊かに育まれます。

毎朝クラスごとに「朝の会」を行っています。お祈りをして聖歌を歌います。また、毎月2回、全クラスの合同礼拝を行っています。

ローソク当番の子どもたちは、祭壇の前に立ってうやうやしくお辞儀をし、ローソクに点火します。こどもたちの心の中にある目には見えない何か大きな存在を畏れ敬う気持ちがやがて成長し、「神様が共に歩んでくださるなら、自分はだいじょうぶ」という確信を持ってもらえるようにと願っています。