認定こども園美山遊子

当園では、兄弟が少なかったり、地域での遊びが少なくなっているということで、開園時から異年齢混合保育をいろいろな形で行ってきました。0～2歳児が年齢別保育、3～5歳児を3つのグループにして異年齢混合保育を行っています。1つの部屋に3～5歳児がいるということで、4～5歳児が3歳児を遊びの中で助けたり、世話をしたりする場面がみられます。その結果、子どもたちの自発的な遊びの発展が多くなり主体性が育ちます。

同じ保育士が1人の子どもと関わることでその子どもを十分把握することができ、適切に子どもの発達を助けることができます。また、保育士と信頼関係を築くことで、子どもの情緒も安定します。

当園では運動あそびを行うことで、子どもの「生活力」「人との関わり」「認識力」「運動能力」が総合的に育つように援助することを心がけています。

今、「食育」という言葉が注目されています。「食育」（しょくいく）とは、さまざまな経験を通じて、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することが出来る人間を育てることです。生活習慣病の予備軍である、高脂血症児が増えているといわれている今、当園では「食」は生活の柱とし保育の中に盛り込んでいます。