【実習で使える!】フェルトを使った名札作りのポイント 制作物

【保育実習で使える!】名札作りのポイント

保育実習の準備として、名札作りをどうしたらいいか考えている学生の方は多いと思います。筆者が見てきた実習生も、ほとんどが手作りの名札を用意していました。では、なぜ多くの人が保育実習のために手作りの名札を用意するのでしょうか?

今回は、保育実習で名札を手作りするメリットや、作る際のポイントについて紹介します。記事の後半では、フェルトを使った名札の作り方を難易度別に紹介していますので、これから保育実習を控えている方はぜひ参考にしてみてください。

より詳しい材料や作り方については,こちらの記事↓ありますので、合わせて参考にしてください。

【保育実習で使える!】名札の作り方

保育実習で名札を手作りするメリットとは?

実習生に限らず、保育士も名札をつけることがあります。特に新年度は、新しい子どもや保護者に名前を覚えてもらうために名札をつけるという園は多いようです。この場合は、既製品の名札を使うケースが多いのですが、実習生も既製品の名札をつけけてはいけないのでしょうか? 既製品よりも手作りの名札がよいと言えるポイントは2つあります。

子どもに興味を持ってもらえる

保育実習で手作りの名札をつける最大のメリットは、子どもに興味を持ってもらいやすいという点です。短期間で子どもと仲よくなるためには、まず自分に興味を持ってもらう必要があります。そこで効果的なのが、手作りの名札というわけです。

既製品の名札よりも大きくてカラフルに、そしてキャラクターのようなモチーフをつけて仕上げることで、字の読めない子どもにも興味を持ってもらいやすいといえるでしょう。

名前を覚えてもらいやすい

もうひとつのメリットは、名前を覚えてもらいやすいという点です。フェルトなどで手作りした場合、既製品よりも字が大きくて見やすいため、遠くからでも子どもの目にとまります。保育実習は期間が短いので、少しでも早く名前を覚えてもらいたいですよね。

名札を手作りするときの注意点

名札を手作りするにあたって、いくつか注意すべき点があります。せっかく作った名札が使用できなかったり、名札によって子どもにケガをさせてしまったりしては大変です。これから紹介する注意点を頭において、安全に配慮しながら作りましょう。

手作りの名札をつけてよいか園に確認する

まずは実習先の園に、名札をつけてよいか確認しましょう。園によっては指定の名札があったり、安全ピンの使用を避けるよう指示されたりする場合があります。

安全な素材で作る

フェルトなど、子どもが触れても安全な素材を使いましょう。子どもに興味を持ってもらうための名札ですので、当然名札が気になった子どもは触ったり引っ張ったりします。あるいは小さいクラスの子どもならば、口に入れてしまう可能性もあるでしょう。安全な素材を使っていても、小さなパーツは外れると誤飲につながるおそれがあるので、しっかりと縫ったり接着したりするようにしてくださいね。

同様の理由から、ビーズやボタンなどの小さくて固い装飾品については使わないほうが安心です。

名札のサイズ

名札を手作りする際は、適切な大きさで作りましょう。一般的に手のひらサイズと言われることが多いですが、男性や手の大きい方だとかなり大きくなってしまいます。自分の手のひらのサイズに切った紙をエプロンに合わせ、鏡で確認してみましょう。エプロンの左胸、もしくはポケットに合わせてみて、あまりにも大きいと感じるようなら少しサイズを調整してください。

ただし、ひらがなにしたときに名前が8文字や9文字になる方は、少し大きめにしないと文字が入りきらないかもしれません。デザインと文字数に合わせて工夫してみてくださいね。名札のデザインや名前の文字数に合わせて、大きさを決めてくださいね。

フルネームが必要かについて

上の項目でも少し触れていますが、フルネームだと長くなってしまうという方は、苗字を省いて下の名前だけにするという方法もあります。基本はフルネームでOKということが多いですが、園の方針によっては苗字で呼び合っているところもあります。作り始める前に、オリエンテーションなどで確認しておきましょう。

安全ピンの使用について

名札は、一般的には安全ピンでつけることが多いです。しかし、より安全性を求める場合は、スナップボタンや面ファスナーを使ってエプロンにつける方法もあります。

ただし、スナップボタンも面ファスナーも、安全ピンより簡単に外れてしまうため、数か所に縫い付ける必要があります。

安全ピンに、さらにカバーのついたタイプも売っています。こちらもおすすめですが、園によっては安全ピン自体がNGと指定されることもあるようです。

そのほか、洗えるフェルトを使って名札を作り、直接エプロンに縫い付ける方法もあります。この場合はエプロンの枚数分名札を用意する必要があるので、早めに準備しなくてはなりません。

キャラクターの使用

子どもに人気のキャラクターをモチーフにすれば、より興味を持ってもらえる可能性が高まるのでおすすめです。しかし、なかにはキャラクターものを不可としている方針の園もありますので、まずは確認してみましょう。

保育実習が始まる前に確認できるタイミングがない、あるいはぎりぎりまでわからないという方は、どちらになってもいいように工夫して、複数枚用意しておくと安心です。

名札作りに使う材料や道具は?

ここからは、フェルトなどの基本的なものから便利グッズまで、名札作りに使える材料や道具を紹介します。

一から材料を揃えるのは大変だと思う方もいるかもしれませんが、大体のものは100円均一で揃います。色やサイズ、質の良さにこだわる場合は手芸店や通販を利用するのもよいでしょう。

フェルト

保育実習での名札作りに一番多く使われているのがフェルトです。色も豊富で、縫い付けてもよし、ボンドで貼り付けてもよし、と使い勝手がいいのが特徴です。洗えるフェルトや、アイロン接着できるフェルトなども売られているので、作り方に合わせて選びましょう。

針と糸

小学生の頃に買った裁縫セットがあれば、針はそれで十分です。錆びていたり曲がっていたりするようであれば買い直しましょう。

糸は、フェルトの色に合わせて変える必要があります。100円均一や手芸店などでは、色数が多く入ったセットが売られています。手縫い糸、刺しゅう糸など種類がありますが、特にこだわりがなければどれでも名札は作れます。ただし、しつけ糸は仮縫いのための糸ですので、強度が弱く作られています。名札作りの場合は避けた方が無難です。

チャコペン、鉛筆

フェルトに型紙を写したり、自分のデザインを直接フェルトや布に書いたりするのに使います。チャコペンがなくても、鉛筆で代用することもできます。一度書いた線を消すのはなかなか大変なので、完成したときに線が内側にくるようにする必要があります。そのため、型紙は裏を上にした状態で写しましょう。

裁縫用ボンド

全て手縫いでももちろん完成しますが、1センチ前後の小さなパーツはボンドを使うと早かったり、綺麗に仕上がったりします。また、そもそも裁縫が苦手な方は、ボンドとアイロンだけで完成できるデザインの名札もありますよ。

裁縫用ボンドは、接着後も柔らかさを保てたり、洗濯可能だったりするので便利です。100円均一ではあまり見かけませんが、フェルト用ボンドも販売されています。

裁ちバサミ

布用のハサミです。工作用のハサミでも十分作ることができますが、布やフェルトを切っていると切れ味が悪くなってしまいます。用意できるのであれば、一本で構わないので裁ちバサミもあるとよいでしょう。

おなまえワッペン(ひらがなワッペン)

フェルトで名前を作るのが難しいという場合は、ワッペンのようなアイテムを使うこともできます。100円均一でも店舗によっては、ひらがなワッペンが売っていますよ。ただし100円均一のワッペンは、1文字がばらばらにならないよう繋がり文字になっているため、正しいひらがなではないものが多いです。文字を覚え始める年齢の子どもに見せたくないという場合は通販などで探したり、自分でフェルトを切り抜いたりして作りましょう。

実際に使える! 名札の作り方

前述のポイントを踏まえたうえで、実際に保育実習で使える名札を難易度別に紹介します。縫い物の得意不得意があると思いますので、自分に合ったレベルを選んで実践してみてください。

詳しい材料や作り方については、こちらの記事を参考にしてください。

初心者向け『りんご』

果物のりんごをモチーフにした簡単な名札の作り方です。全ての工程を接着剤だけで作ることができるので、時間のない方や縫い物が苦手な方にもおすすめです。

材料:フェルト、手芸用接着剤、チャコペン(鉛筆でも可)、型紙、厚紙、はさみ、安全ピン

①フェルトをパーツの形に切る。

②安全ピン(使用しない場合は、面ファスナーなど)、各パーツをそれぞれ接着剤で土台に貼る。

③名前や装飾パーツを貼り付けて完成。

※土台の部分はフェルトを2枚重ねにすると丈夫になります。フェルトの間に牛乳パックや厚紙をはさむとさらに丈夫な作りになりますよ。

その場合、以下の2点に注意しましょう。

牛乳パックや厚紙の角は丸く切りましょう。

接着のしかたが甘かったときなどに、フェルトの隙間から角が出てしまって危ないからです。

フェルトより数ミリ小さいサイズで用意しましょう。

糊しろ、縫いしろを確保するためです。逆に小さすぎると丈夫さに欠けますので気をつけてくださいね。

りんごの名札

初心者~中級者向け『犬』

針と糸を使って、パーツを土台に縫い付けていく作り方です。小さなパーツもあるため、裁縫に慣れていない場合は時間に余裕を持って取り組みましょう。

材料:フェルト、針と糸、手芸用接着剤、チャコペン(鉛筆でも可)、型紙、はさみ、安全ピン、必要に応じて厚紙や牛乳パック

①フェルトをパーツの形に切る。

②土台の表面に顔を縫い付け、細かいパーツや名前を接着剤でとめる。

③土台を2枚重ねて周囲を切り取る。

④裏面に安全ピン(使用しない場合は、面ファスナーなど)を縫い付ける。

⑤土台2枚を縫い留めて完成。厚紙をはさむ場合はここではさむ。

犬の名札

中級者~上級者向け『ひつじ』

立体マスコット型の名札です。中に綿を詰めて立体になるようにします。平面にくらべて、名前の部分がはがれやすくなりますので、立体の度合いによっては、直接縫い付ける方法がおすすめです。

材料:フェルト、針と糸、手芸用綿、手芸用接着剤、チャコペン(鉛筆でも可)、型紙、はさみ、安全ピン

①フェルトをパーツの形に切る。

②表面に顔や文字などのパーツを縫い付ける。その際、前髪部分には綿を詰める。

③裏面に安全ピン(使用しない場合は、面ファスナーなど)を縫いつける。

④足を挟んで土台2枚を縫い留める。すべて縫い終える前に、綿を詰める。

⑤最後まで縫いとめて完成。

ひつじの名札

お気に入りの名札を作って保育実習を楽しみましょう

手作り名札とひとことで言っても、さまざまな種類の名札があります。モチーフや色を変えるだけで、すぐにオリジナルの名札を作ることが可能です。

自分だけのお気に入りの名札を身につけて保育実習にのぞみ、子どもに「かわいいね!」と言ってもらえたら嬉しいですよね。

普段の生活ではなかなか裁縫をする機会はないかもしれませんが、保育士になってから発表会の衣装作りで裁縫をすることがあるかもしれません。

少しでも慣れておいて損はないはずです。ぜひ、自分だけの名札を作ってみてください。

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