【保育実習ですぐ実践】ビジネスマナーの8つのポイント 電話

【保育実習ですぐ実践】ビジネスマナーの8つのポイント

ビジネスマナーという言葉を聞くと、企業ではたらく会社員をイメージする人も多いかもしれません。しかし実際には社会人として身に着けておくべき基本的なマナーがほとんどですので、保育実習として社会を経験する実習生にも関係があるのです。

実習生とはいえ園で業務をする際には、最低限のマナーを理解しておく必要があります。そこで今回は、保育実習を円滑に進めるうえで役立つビジネスマナーについてご紹介します。

なお、保育実習の流れに関しては、『【はじめての実習】保育実習の流れを徹底解説』に詳しく記載してありますので参考にしてください。

ビジネスマナーとは?​「実習生」でも必要なの?

保育実習のビジネスマナーって?

「ビジネスマナー」とは、社会人が仕事を円滑に進めるために身に付けるマナーです。これから保育実習を始めるにあたり、子どもたちとうまく関われるか、部分実習ではどんな活動をしようかなど緊張と不安のなかで準備に追われて​​いる学生の方は少なくないと思います。

しかし「保育」の実習である以前に、「社会人」の「職場」に入っていくのだということを忘れてはいませんか? 電話応対や身だしなみなどの最低限のビジネスマナーを知っておくことで、実習もより円滑に進めることができます。

基礎的なビジネスマナー​

一般的な社会人としてのビジネスマナーをもとに、保育現場でも活用できるマナーを紹介します。就職してからも役立ちますので、実習生のうちに身につけておいて損はありません。

①​​挨拶ははっきりと元気よく

基本中の基本ですが、やはり挨拶はとても大事です。笑顔で元気に挨拶ができると子ども達にも先生達にも一気に好印象を与えることができます。
子ども達の元気な声があふれる現場ですので、それに負けないくらいの声量で、聞き取りやすいはっきりとした口調を意識すると良いでしょう。

②保育現場での言葉遣い

保育現場では先生同士がフランクに話していることも多いですが、こちらはあくまで実習生です。「です」「ます」などの丁寧語を徹底することを前提に、間違えやすいフレーズを知っておくとさらに失敗を減らすことができますよ。以下にいくつか紹介しますので参考にしてみてください。

例)先生に仕事を頼まれた時→×「了解です」

「了解」は、目上の人に対して使うのを避けるべき言葉です。「承知しました」とこたえるのが一般的ですが、子どもたちのいる保育の現場では少し堅苦しく感じるので「わかりました」などが自然な返事といえるでしょう。

例)実習を終え、帰る時→×「ご苦労様です」

こちらも目上の人に使うと失礼にあたるフレーズです。「お疲れ様でした」「お先に失礼します」などが使いやすく、失礼のない挨拶といえるでしょう。

また、子どもたちとの関わりのなかでも言葉遣いは重要です。子どもは目の前の大人の言葉を吸収してぐんぐん成長しています。「マジで」「やばい」などの友達との会話に使うような言葉をさけ、できるだけ正しい言葉遣いを心がけてくださいね。

③電話をかける時のポイント

保育実習_電話のかけ方

実習が始まる前に、オリエンテーションの打ち合わせなどで電話をかける必要があり、電話指導をする学校も多いのではないでしょうか。相手の姿が見えない電話は、「声」が第一印象の全てになります。事前に喋ることを書きとめておいたり、友達や先生と練習したりして、いざ電話をかけたときに困らないようにしておきましょう。

また、電話中は常にメモが取れる状態にしておくのもポイントです。オリエンテーションの時間、持ち物など確実にメモに残すようにしましょう。「はい、13時ですね」などのように、復唱しながら書くと間違いにくいですよ。

もうひとつのポイントは、電話をかける時間帯です。実習先の園によってさまざまですが、例えば午前中は保育活動があるため、担当の方が電話に出られないといったこともありますので、最初の電話で都合のよい時間帯を確認しておくと良いでしょう。

保育実習のオリエンテーションの事前準備はこちらをご参考ください。

④人に好かれる身だしなみ

保育実習_ビジネスマナー_身だしなみ

挨拶や声と同様に、見た目の印象もとても大事です。実習生としての服選びは明るい雰囲気が必要な一方で、派手すぎず緩すぎずという線引きが難しいところでもあります。一般的には「明るめの色のTシャツ」「エプロン」「綿パンorジャージ」で実習に臨む人が多く、筆者の見てきた現場ではほとんどの学生がこの組み合わせで来ていました。現場によってはジャージやジーンズがNGな場合もありますので、事前連絡やオリエンテーションの際に確認すると良いでしょう。

また、服装以外でも清潔感を出すために、髪型や爪にも配慮が必要です。特に乳児のいる保育園では子どもを抱っこする際に髪が子どもの顔にかかったり、爪が伸びているとケガの恐れがあったりしますのでしっかり整えて行きましょう。

詳しくは『保育実習での服装と持ち物とは』と『保育実習でのエプロンの選び方』でご紹介しているのでご参考ください。

⑤時間には余裕を持って行動しよう

これは実習生に限らずどんな場合にも言えることですが、指定された時間に遅れず行くということは社会人として当たり前のマナーです。前日に持ち物を確認する、交通機関の時刻表を調べるなど、今のうちに癖をつけおくとよいでしょう。

ただし、指定された時間より早ければいいというわけでもありません。実習生を受け入れる園では、約束した時間に合わせて仕事を進めていますので、30分も早く着くとなると「まだ準備ができていない」「対応する人がいない」という事態になりかねません。かえって迷惑となるケースもあるのです。約束した時間の5分前に到着するように調整し、万が一遅刻しそうな場合は早めに電話を入れるとお互いに安心です。

⑥先輩保育士とのコミュニケーション

保育実習_コミュニケーション

ポイントは「素直な返事」と「タイミング」です。何か指摘されたときには、「いや」「でも」といった否定の言葉でさえぎらず、まずは先輩保育士の言葉を最後まで聞きましょう。そのうえで、わからないことがある場合はその場でしっかりと確認し、認識のずれがないようにしましょう。また、こちらから質問がある場合はタイミングを見計らうことも大切です。保育士の方が忙しく動いているときに質問をすると、保育の流れを止めてしまう可能性もあります。タイミングがわからない場合は「今、よろしいですか?」と確認してから聞くのも一つの手といえるでしょう。

⑦意外と気付かない自分の態度

しっかりやろうと気をつけているつもりでも、ふとしたときに出る態度や癖は意外と見られているものです。例えば、話を聞いているときの腕組みや足組み、二人以上で一緒に実習に行った際の「私語」など、後で指摘を受ける場合もあります。相手に不快感を与えてしまうような癖もありますので、今一度普段の生活のなかで自分の態度や癖を意識し、相手に失礼のないように気を付けましょう。

⑧実習が終わってからの「礼儀作法」

保育実習の最終日、感謝の気持ちを伝えて園を後にし、ホッとひと段落したいところですが、忘れてはならないのが「お礼状」です。実習を受け入れてくださったことへの感謝の気持ち、実習中に学んだこと、そして今後への抱負などを手紙にしたためて送ります。実習終了からあまり日にちがあくと礼儀に欠いてしまいますので、できれば3日から1週間前後で投函できるように作成しましょう。

ビジネスマナーを意識して保育実習に臨もう!

今回は、保育の現場における基礎的なビジネスマナーの一部を紹介しました。どのマナーにも共通しているのは「周りの人への気遣い」が必要だということです。「今これをやっても大丈夫かな」「自分を見て相手はどう思うかな」と考えることがマナーや礼儀に繋がっていきます。とくに保育実習では、受け入れ先の園の先生たちが普段の業務に加えてさらに実習生の日誌の確認や保育指導をすることになります。コミュニケーションを円滑に進め、よりよい保育実習にするために普段からマナーを意識して過ごせるといいですね。

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